オーディション!

2018年3月29日(木) 記入:なべりん

某音楽大学に再訪!

そう!今日はカルテットの大学生と初顔合わせ!&オーディションでした!

大学生の演奏がどんなものなのか??

手始めに14番*の第1楽章、続いて第7楽章を演奏してもらいます!*ベートヴェン「弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 作品131」

「若々しくていい、しかし粗が気になる」と監督。

『薄暮』は第7楽章が肝、作品の明暗を分ける楽章ということで指導にも熱が入ります!オーディションというよりレッスンになってきている(笑)と鹿野さん!

アニメ映画の音楽に近づける作業をしていきます。

第1ヴァイオリンの佐智は内向的だがバイオリンを持たせたら人が変わる。セカンド(第2ヴァイオリン)のひぃちゃんは気性が荒い上に前に出がち。ヴィオラの松本先輩は落ち着きと神経質さ故に音が鋭い。チェロのリナはおっとり縁の下の力持ち。とそれぞれの個性を伝えます!

松本先輩の男問題の話で、一同(笑) 松本先輩の心境と音の変化も聞きどころかもしれません!

とにかく弾き切る、一生懸命に弾く!鬼気迫る感じを!これは戦いなんだ!安らいだ後に敵が来た!という山本監督の抒情的な指導と鹿野さんの音楽的なサポートが加わった熱いオーディション、然りレッスンでした!

びっくりなのが、助言するたびに学生の演奏がガラッと変わる。若さゆえの吸引力?がものすごかった!気づいたら満開だった桜が散りだして新芽が青々と伸びていてびっくりしていたのですが、その感じです!

また次回、聴きに行くのが楽しみ!

桜が咲いているのに汗ばむような夏の陽気。今日は本当に暑かった…!